町内随一の名瀑「白岩の滝」では、
むかし雨乞い祈願が行われていた。
vol.1 白岩の滝
白岩の滝は、落差が十二メートルと八.五メートルの二段からなる雨乞いの滝と、その上流にある落差十五メートルの白岩の滝の二つの滝を総称した呼び名です。 『新編武蔵風土記稿』に「この岩山に至れば飛水氷て白色を帯びるをもて、白岩ノ滝と呼び習わせり」と記されています。近年は、完全に氷結することはありませんが、古くから名勝として知られています。
なお、雨乞の滝の上段と下段のテラスの横に、小さな祠が祀られています。この滝は、どんな日照りでも枯れなかったことから、雨乞い祈願の場として信仰されてきました。
不動橋を渡ると、滝の見晴らし台があります。夏場になると岩場に、可憐な紫色の花を咲かすイワタバコや、黄色い花のタマガワホトトギスが見られます。また、岩に生えるミズゼニゴケは、日の光が当たると水滴が輝き、さながら光るコケのような美しい姿を表します。これを光ゴケ、と誤った放送をされたため、持ち去られたこともあります。

〈アクセス〉武蔵五日市駅よりつるつる温泉行きバス。武蔵五日市駅よりつるつる温泉行きバス。武蔵五日市駅よりつるつる温泉行きバス。